About
Cross Border Café コンセプト
diversity / we are already living together
(多様な社会に 私たちはもう すでにいっしょに 生きている)
Cross Border Café は、社会で人を分けへだて、無用な格差や不平等を生み出しているのは、他でもない私たち自身の心の中のボーダー(境界)であり、まずこれをとりはらい、超えて交流する事でひとつの社会に生きる異なる文化を持つ人々をつなぎ、理解し合い、より多様で、より豊かな、すべての人々が生きやすい社会を実現したいと考えます。
男と女、日本人と外国人、同性愛者と異性愛者、大人と若者、病気と健康、HIV陽性者とそうでない人、地方と中央、農村と都市、等々、一見対立する立場のようにみえるこれらも、実は補い合う多様な個性の便宜上の分類でしかなく、それぞれを理解し尊重しあうことでより豊かで、だれにとっても生きやすい社会が実現できると考えます。
日本人は横並び意識や単一幻想が強く、これは社会が結束して一つの困難に立ち向かうべき時には強さになるのですが、時として自らと異なる文化を持つ人々とのコミュニケーションを不得手にし、発想を内向きで消極的なものにしてしましまいます。この日本人の特性は、グローバル化や多様化が求められる現代社会においては同時に弱点ともなるものです。今は世の中のあらゆる立場を超えて人と人をつなぐ異文化交流が必要な時代です。
この理念の「We are already living together」とは日本のエイズアクティビズムから生まれたコンセプト(概念)です。これは、漢字で表現する「共生」や、「さあ一緒に生きて行きましょう」といったスローガンのような同調圧力をともなうことばではなく、冷静に世の中を見わたせばもうすでにいろんな人たちが一緒に生きていて、これをありのままに受け止めようと、やさしく呼びかけます。
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Cross Border Café Host
日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラスの前代表・長谷川博史と現代表・高久陽介。
HIV陽性者のネットワークづくりや当事者としての講演で豊富な経験を持つ二人と豪華なゲストによるトークで、皆様をBorderの向こう側にご案内します。